Before and After
伝統的な民家の特徴
間取り図
外まわりと中庭のしつらえ
元々道路沿いにあった塀や駐車場、門扉を取り払い、広い駐車場を確保しました。
花ブロックでヒンプンを設け、ナー(中庭)では植物を眺めながら寛げる落ち着いた空間に整えました。
一番座
一番座は、傷んでいた収納と床の間を造り替えました。
収納の引き戸には沖縄らしい柄の布を貼り、空間のアクセントとしています。
寝室として利用する際に落ち着けるよう、竹材の笠を使った照明を取り入れ、優しい雰囲気の空間に仕上げました。
二番座
二番座の仏壇にあったお位牌は移されていたため、明るすぎない空間でリビングとして寛げるように、大きなソファや古材をリメイクした天板のテーブルを配置しました。
傷んでいた床材を撤去し、コンクリートの土間に仕上げました。天井を取り払って高い天井高を確保し、その上部にロフトを設けたことで、開放感とともに遊び心のある楽しい空間が生まれました。
木やコンクリート、壁の漆喰といった素材感が調和し、居心地の良い空間となっています。
三番座
三番座は、傷んでいた床材を取り払い、コンクリート土間に仕上げました。
二番座やキッチンとの行き来がしやすいよう、収納部分を撤去して動線を確保しました。
玄関から最初に目に入る空間なので、天井を取り払い、開放感が生まれるようにしました。
レトロな水屋や小物を配し、柔らかな雰囲気に仕上げています。
裏座
裏座は元の配置を活かしつつ、傷んだ壁を取り払い、白い漆喰壁へと改修しました。
漆喰壁にすることで部屋全体が明るくなり、湿度も調整できるため、快適で心地よい空間になりました。
水回り
沖縄の昔の家には、母屋にトイレや浴室、洗面所が設けられていませんでした。
現代の生活スタイルに合わせ、快適に過ごせるように、コンパクトながらもシャワー室、トイレ、洗面所を三番座の裏座部分にまとめて配置しました。
After 別アングル
台所
台所は床が高かったため天井が近く、圧迫感がありました。
床を撤去してコンクリート土間にしたことで二番座や板間と行き来しやすく、快適な動線を確保しています。
最新のキッチン家電を備え、古民家の雰囲気を残しつつ便利で現代の暮らしに合った空間となりました。